「他人」を死傷させた時に支払われる保険
対人賠償保険とは”第三者である他人”を
死亡あるいは、ケガをさせて損害賠償責任が発生したときに、
保険金が支払われる自動車保険です。
一般的には
・加入者本人、 ・加入者の家族、 ・加入者の承諾を得て運転している他人(友人、知人など) |
上記の人達には補償はありません。
あくまでも「他人」を死傷させた時に支払われる保険です。
加入者の自動車の同乗者、
相手の自動車の運転者や同乗者、
歩行者が死亡、
ケガをした場合となります。
保険会社によっては他にも賠償対象外になる項目もありますので、
ご自身の加入している保険会社に確認しておくことをオススメします。
対人賠償保険で支払われる保険金は、
自賠責保険の支払い限度額(120万円を超える部分)に対して支払われます。
対人賠償保険の保険金は、
被害者1人に対して上限額が決まっている保険(無制限)と、
支払い上限額の決まっていない保険(有限)のものがあります。
また、「1件」の事故に対する保険金の上限は、両方とも無制限です。
つまり、1件の交通事故で複数の人が死傷した場合は、
合計の保険金の総額には上限がないことになっています。
自賠責保険の項目でもご説明しましたが、
交通事故の場合の賠償は、
自賠責保険の賠償金額を越えてくる事がほとんどです。
中には億を超える賠償金を支払わなければならないケースもあります。
対人賠償保険は自動車任意保険の中では一番大切な保険だと言われていますが、
対人賠償保険加入率は80~90%となっています。
これは残りの10~20%の人は
「事故によりケガをさせてしまった相手方」に対して
「責任を取る能力がない」事になります。
加害者、被害者共に不幸な結果となります。
今、ご自身が加入されている保険をもう一度見直して、
もし対人賠償保険に加入していない方は、
ご加入されておく事をオススメします。
お電話ありがとうございます、
そうき接骨院でございます。